1月24日に決定した「第54回ブルーリボン賞」の作品質に輝いた「冷たい熱帯魚」の園子温監督(50)が、「SMAP」木村拓哉の映画界からの”追放”を訴えた。
園監督が突然「キムタク批判」に及んだのは、ブルーリボン賞受賞者のインタビュー取材でのこと。
東京映画記者会に加盟するスポーツ紙7紙が揃った「公の場」で突然「キムタクなんて映画に起用しちゃだめなんだよ!」と言い放ったのだ
キムタクが出演した最近の映画といえば、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の初実写化映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年公開、東宝)が記憶に新しい。
TBSが出資しテレビで宣伝しまくったが、興行成績は振るわなかった。この『ヤマト』について園監督は、同じく宇宙戦艦が出てくるハリウッドのSF映画『スター・トレック』を例に挙げて次のように話した
「キムタクが『ヤマト』をやってたけどさ、『スター・トレック』は無名の俳優をたくさん揃えていた。ハリウッドは腐っても『企画自体で勝負する』というプライドがある。それに比べて今の日本映画界はプライドがなさすぎだ!キムタクとか使う自体がさ、本当に良くないよ!」
キムタク頼みの日本映画界への痛烈な批判…。園監督の怒りは個人的なものでなく、映画を愛する人の気持ちを代弁していると言えそうだ。
「映画監督は役者のプライドを育ててやらなければいけない。それが監督の職務だと思っている」と話す園監督はさらにヒートアップ。
「日本にはものすごい役者がごまんといるのに、それが毎回、キムタクとかだったら、役者もプライドなくなって、やる気がなくなっちゃうよ!」
確かに最近の日本映画界は若い女性客目当てにジャニーズのタレントを安易にキャスティングするケースが多い。キムタクは数年前まではヒットメーカー的存在だったが、最近は客入りも芳しくない。テレビドラマでも視聴率は苦戦続きだ。
実際に映画関係者からは「どの役を演じても全部同じように見える」と演技力のなさを指摘されているほど。にもかかわらず、キムタクばかり起用したがる日本映画界に、園監督はガマンできない。この”負の連鎖”を断ち切らなければ「真の役者は育たない」というわけだ。
芸能界ではタブーとも言える「キムタク批判」「ジャニーズ批判」を展開した園監督は「あ~やべぇかな。オレ、どうなっちゃうんだろう」と苦笑。だがどんな”圧力”にも屈しない、覚悟の上での発言だったとも明かした。
「いいんですよ。最近、大島渚とか野坂昭如みたいな立場を誰も受け継がない。そのあとを継ぐのはもう、オレしかいないのかなと勝手に思っているんです。そういう毒舌吐いていく立場の人が1人はいないと若者が安心しない、誰もやらないなら俺がやるしかないなと。これからも『今の日本映画界は腐った連中しかいない』ぐらいのことは確実に言いますよ」
今後も「映画界のご意見番」として「ジャニーズ批判」を繰り広げる覚悟のようだ
[東スポ 裏Max]
http://azashi.seesaa.net/article/248432504.html#more
他人を批判する前に自分をよく見ろ!!
ジャニタレがどうとかキムタクがどうとかいうより、安易にジャニタレに頼る業界を批判してるんだと思うよ。
目先の利益を求めるからこうなる。キムタクとかはコケたとか言われつつも予想より低いだけで案外安定してるからね。
新しい俳優を発掘しようとか育てようとかそういうのが今の業界にはないんだよ。
キムタクというより、キムタクを起用する側への批判だよね。映画自体じゃなく配役で勝負みたいなとこがだめだってことだろ?
どんなに騒がれても、邦画はほぼ期待して、見て損する。批判する前に良い物つくって欲しいね
漫画をジャニーズで実写化するのが最近多いな
キムタクの名前出さなくても
堤幸彦レベルになってから語れ。
そう言えば何年か前に
大島渚が野坂昭如の頭をマイクで殴ったことがあったね。
あれ?
逆だったかな?(^^ゞ
この監督の愛のむきだしは素晴らしい