レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の視聴率が好調過ぎて、もはやアイドルの枠を超えてしまった感もあるTOKIO。しかし、ｃはもともとロックグループ。そして結成20周年を迎えた今年、なんと夏に開催されるサマーソニックに参戦することを発表した。

しかし

TOKIO

、サマソニはコアなロックファンが多く集まるイベントであるため、アイドルグループであるTOKIOの出演は波紋を呼びそうだ。

例えば昨年のサマソニに出演したMr.Children。ミスチルのファンはサマソニのような多数のアーティストが出演するイベントに慣れていなかった。そのため、ミスチルの出番が来るまで最前列で場所取りをするファンが続出。

なかにはブルーシートを敷いて陣取ってしまうファンも出る始末。サマソニのフェス感が損なわれ、ロックファンから大不評を買ってしまった。

このミスチルの前例があるため、ジャニーズファンが大挙して押し寄せ、ライブが台無しになるのではないかと、一部のロックファンは危惧しているのだ。サマソニ公式のFacebookには「ロックへの冒涜だ」などと、TOKIOの出演をバッシングするアンチの書き込みも散見される。

しかし、安心してほしい。TOKIOのファンは年齢層が高めで男性も多く、穏やかな雰囲気だ。また、ライブの動員も落ち着いており、ジャニーズで唯一チケットがチケットぴあで買えるグループでもある。そのため、会場が混乱に陥るほどのファンが殺到しないと予想されるている。

さらに、TOKIOファンにはサイリウムや団扇を振る文化がないため、会場の雰囲気が壊されることはない。昨年のミスチルのような失態は起きないだろう。

ミスチルファンを批判していた者は、ミスチルファンが他のバンドの音楽を聴かない姿勢にも腹を立てていた。TOKIOの出演を否定してしまうと、これとまったく同じことになってしまう。

TOKIOもロックファンを驚かせるような演奏で、日曜日の夜だけ活躍する大工さんではないぞ、という意気込みを見せてほしい。[ブッチニュース]
http://bucchinews.com/geinou/4210.html

■ネットでは「設営もやってくれる」と謎の期待感がダッシュ

ジャニーズのアイドルグループであるTOKIOが夏フェスで演奏するという意外性もポイントなのですが、”TOKIOなら会場の設営からやってくれるのではないか”といった斜め上の期待をする人も多く、さまざまなコメントがネットを駆け巡っています。

ザ!鉄腕!DASH!!

・サマソニにTOKIOでるの?設営?

・TOKIOがマリンステージやマウンテンステージに並んで、新たにヴィレッジステージなるものを木材運んで設営してるところまでは想像できた

・草むしり、地ならし、ステージ設営、テント設営、店の食材調達、出店の調理、出店の接客、MC、出演、ステージ解体、テント撤収、搬送、全部できる。そう、TOKIOならね。

・TOKIOがサマソニに出たら会場設営からやりそうwって言われてるけど彼らが本気出したら建築資材の材料調達から運搬までやるしフードコートで手料理出すし物販で野菜売るし害虫が出たら駆除するし他アーティストのライヴ中に誰よりも楽しそうに盛り上がるぞ
・TOKIO、設営もだけど東京駅から3000歩で会場入りしそうでもあるな…

なぜこんな期待が高まるかと言えば、もちろんテレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で繰り広げられるTOKIOの泥臭い活躍がイメージとして定着しているからですね。農業、土木、果ては船舶の操縦まで、なんでもできてしまうアイドルグループ──きっと夏フェスでも何かやらかしてくれるに違いない! DASH的なサプライズ……期待してもいいっすか!![ねとらぼ]
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1403/20/news094.html

■サマーソニック2013で起きたミスチル地蔵”問題

8月10日、11日に東京、大阪で行われたサマーソニック2013。東京、大阪で20万人以上を動員して成功裏に終わった同フェスだが、ネットでは”ミスチル地蔵”と呼ばれる一部参加者の行動が話題となっている。

ミスチル地蔵とは、ミスターチルドレンのライブを最前列で観たいがために、その前のアクト(今回はスマッシング・パンプキンズ)の演奏時から最前列を陣取るファンのことを指す。ミスチルが登場するまではボンヤリと立ちすくんだり、その場に座り込むなどする姿が見られたことから、ネット上で”地蔵”と揶揄されてきた。

今回の大阪でのライブに参加したリスナーの声をまとめたNAVERまとめ記事によると、「サマソニで前の方でシート敷いて座って場所取ってるとか予想を遙かに越える行動をとるミスチルファンがいっぱいいるとは…」「スマパン始まっても前方のお客さんずっと棒立ちで、さすがにビリーも怒っちゃって、”Thank you for the warm reception. “(温かい歓待をありがとう)って皮肉なジョークを言ってた。悲しかった」と、場所取りをしている人々の行動に驚く声もあった。

この現象について、夏フェスに詳しい音楽ライター・柴那典氏は「ツイッターとNAVERまとめの組み合わせで過剰なフレーミングが行われていると思う。東京のサマソニを観る限り、大きく問題視されるほどではなかった」としつつ、次のように分析する。

「”地蔵現象”はミスチルに限らず、ほかのアーティストのアクトでも起こり得るものです。特に国民的バンドといわれるクラスの大物になれば、フェス文化そのものに慣れていないファンも多い。そういうタイプのファンは、ワンマンライブのチケットを取り損なったがためにフェスに参加している。それゆえにほかのアーティストに興味がなく、棒立ちになってしまうんです。

また、特にSNSを使いこなしていないファンは、ファン同士の交流もなく、アーティストと自分の関係性が”一対一”でしかない場合が多い。つまり、自分たちのマナーがそのバンド自体の評判にかかわってくる、という客観的な視点がないことも、フェスの常連である音楽ファンの不評を買う原因になっているのでしょう」[リアルサウンド]
http://realsound.jp/2013/08/post-41.html

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