ソチ五輪で日本人選手の活躍が期待される中、「明治天皇の玄孫」竹田恒泰氏による選手への「注文」が賛否両論を呼んでいる。
竹田恒泰氏
2014年2月7日(日本時間8日未明)に開幕したソチ五輪。87か国・地域から約2900人の選手が集い、日本からは国外開催の冬季五輪としては史上最多となる113人の選手が参加している。
すでにスノーボード男子スロープスタイルの角野友基選手(17)や、フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(34)は表彰台を逃したものの、国内ではスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅選手(17)ら注目選手のメダル獲得をはじめ、日本選手団の活躍に期待感が高まっている。
角野友基|上村愛子|高梨沙羅
そうした中、明治天皇の玄孫で日本オリンピック委員会(JOC)会長・竹田恆和氏の息子でもある竹田恒泰氏が8日、ツイッターで口を開いた。
そこでは、「メダルを取る可能性がある日本選手」へ宛てて、2点の注文をつけている。1点目は、オリンピックでおなじみの光景となっている「メダルを噛む」行為をしないよう求めるもので、「品がない上に、メダルを屈辱することになる(原文ママ)」と言う。2点目は、国歌が流れる際には「聴くのではなく歌え」というもの。また「日本には国歌斉唱時に胸に手を当てる文化はない」とした上で「直立不動で歌うこと」と追加で注文をつけた。
竹田恒泰氏のtwitter発言
さらに竹田氏は、選手のコメントについても物申す。「予選落ちしてヘラヘラと『楽しかった』などと語った選手」を問題視し、負けた際のコメントとして「思い出になったとか、楽しかったなどはあり得ない」としている。選手の発言くらい自由でいいのでは、との反論には「日本は国費を使って選手を送り出してます。選手個人の思い出づくりのために選手を出しているわけではありません」と返す。実際、選手1人あたりにどれほどの「国費」が使われているかは不明だが、竹田氏は「国費」に重きを置いているようで、仮に自身が国費で何かする場合には「成果が出せなくて、いい思い出になりましたなどとは、絶対に言わない」とも話している。
一連の発言は口調こそ「命令的」のものが多いものの、あえてツイートした背景には「世界の舞台で活躍するアスリートには、日の丸を背負った自覚をもって、立派に振る舞って欲しい」との思いがあってのことだという。インターネット上では「おっしゃる通りですね」「あのメダル噛むのみっともないよなあ」「国の代表だからなこれは正論」と賛同の声がある。
だが、その一方で「楽しかったと言った人が努力してないと決めつけるのは如何なものか」「『負けて申し訳ありません』なんて言われたら、スポーツは選手と国民の間の義務感と圧力の交換でしかなくなってしまう」などと反論も寄せられている。「ニューズウィーク日本版」元編集長の竹田圭吾氏も「選手はお国のために競技しているわけではありませんよ」と疑問を呈すなど、波紋を呼んでいる。
[j-cast]
http://www.j-cast.com/2014/02/09196363.html?p=all
「国の為にやっているのではない」とか言うなら自費で行け!
はからずも日本代表として表舞台に国費で参加なのだから「思い出作り」はフリーの大会等でやってくれ!!
『メダルを屈辱することになる。』
これは日本語?
ネトウヨ怖っ 笑
国の前に自身の為だよ
あれはやらされてんだろ?
カメラマンに文句言え!
4年に一度の晴れ舞台。どう振る舞おうが選手が努力して、結果が出ないと必要以上叩かれるんだから選手のプレッシャーも計り知れない… ただ参加のみ、本当に楽しむ旅行気分で派遣されてる人もいると思わなくもないが、莫大な資金を生むオリンピック! 冬のオリンピックはジャンプにしろフィギュア… モーグル… 何だか度重なるルール変更で日本も対応しきれてないが… 是非舐めても噛んでもいいからメダルを取ってね… …
納得イカンから、そっちに文句言わんかい
元来日本ではオリンピックは参加する事に意義があったんじゃないの?
パラリンピック選手は全員自費で参加させられてるよな
フランスW杯の時の城じゃないんだから予選落ちしてヘラヘラしてる訳じゃない。